夜光鬼子母神について

江戸城紅葉山より圓福寺(円福寺)に奉安された、大変珍しく貴重な、鬼子母神さまです。

夜光鬼子母神さまは、真夜中に両眼が光り、暗いところでも何もかも見透かし、汚れた世の中であっても、正しく生きる力を与えてくれるといわれております。

もともとは、江戸城紅葉山に祀られており、徳川家および大奥の人々に頼る魔や怨念などを調伏する(魔障を制する)ために強く信仰されておりました。

鬼子母神について

子供の守り神として信仰されています。

鬼子母神さまは、子授け・安産・子育てなど子供の守護神として広く信仰されております。 その昔、鬼子母神さまは数百、もしくは数千人ともいわれる子供を持つ親でありました。 しかし、他人の子供を捕えては殺してしまうなどの残忍な行為を繰り返しておりました。

よって、お釈迦さまは鬼子母神さまが愛していた末子を隠し、子供を失う親の苦しみを悟らせたのです。以後、子授け・安産・子育てなど子供の守り神になったといわれております。

法華経における祈祷本尊

法華経では鬼子母神さまを祈祷本尊といい、すべての守護神の元締め的な存在であり、法華経を信ずる者は必ず守護するという、その誓願の確かさで広く信仰されています。

また、魔や鬼、苦しんでいる霊(因縁)に頼られ、日常生活が邪魔され、人間の力ではどうすることもできないとき、鬼子母神さまのお力をいただけば、守護されるといわれております。

よって、圓福寺でのご祈祷は、鬼子母神さまの前で、そのお力をお借りして行っております。

圓福寺には、3体の鬼子母神さまが
祀られております。

菩薩形の鬼子母神さま

きびしいお顔をした
鬼形の鬼子母神さま

鬼形の夜光鬼子母神さま

徳川家ゆかりの
夜光鬼子母神さま

子宝・子育ての鬼子母神さま

子宝・安産・子育ての
鬼子母神さま

現在の子育てには

様々な困難がつきまとい、残念ながらよい環境ばかりとはいえません。 子供は母の胎内にいるときから、すでに肉体的・精神的に多くの影響を受けているといいます。

お子さまの大切な時期に、信ずることの素晴しさと、そこから生まれるゆとりある子育てをしていただきたいという想いから、鬼子母神さまのご守護をいただく「お弟子」になることをおすすめしております。

鬼子母神さまのお弟子になるには

「鬼子母神お弟子祭り」をご案内しております。
詳しくは下記をご覧ください。