懺悔することが大切
過去の行いの結果 = 現在の状況
懺悔とは、「過去の罪を心からお詫びする」ということです。圓福寺では、この懺悔をとても大切にしています。
過去に誰かを悲しませたり、怒らせたり、なにか悪いことをしたり。 人は誰もが、大小問わず罪を作って生きています。
遠い遠い過去世から現在までの罪、 自分に関わる先祖の罪を懺悔することが大切です。
過去の行いにより今があり、
今の行いにより未来が決まる
私たちは、この世に生まれてから、また生まれる以前の過去世においても、大小の罪をつくって生きています。
よく「運が良かった」「運が悪かった」という言葉を使いますが、この「運」というのは過去の行い(原因)の結果であると考えます 。
偶然ということはなく、みな必然です。
お釈迦さまも、「過去の行いの結果が現在であり、未来は現在の行いによって決まる」とおっしゃっています。
自分が不幸だとか、能力がないとか、親が悪いとか、周りの人間が悪いとか、そういったことは思わず、自分の過去世の行いが原因と考え、その行いを心からお詫びすることがとても大切です。
そうすることによって、過去世の罪、先祖の罪、悪い原因を消すことができると、仏教ではいわれています。
嫌な思いをしたら、相手を恨むのではなく、過去に何か自分が嫌な思いを受ける原因をつくっていると考え、過去の行いをお詫びしましょう。
それが自分の幸せにつながっていくのです。
※ 懺悔守りは、普段、身に付けていただくお守りではございません。お祖師さまの前に奉納し、手を合わせていただきます。
※ 仏教では、「懺悔」を「さんげ」 と読みます。
※ 1枚500円です。
サンゲノヨル
夜のお寺で、懺悔する。神楽坂 圓福寺 懺悔の夜。
kagurazaka enpukuji night of confession