■ コラム

前世の行いがこの世に作用する

2016/07/26

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column No.001

 

最近読んだ本に次のように書いてありました。

カナダのトロント大学精神科教授ホイットン博士は、患者を深い催眠状態に誘導し、前世の記憶を引き出させると驚くべきことに、その前世の記憶の中に現世での心身のトラブルの原因が存在していることがあるといいます。

そして、患者がその原因を認識すると現代医学で見放された重病が次々と治っていくというのです。

彼は、この「前世療法」の効果が高いため「見放された患者を助けてくれる大先生」という称号を授けられたのです。と書いてありました。

 

日蓮宗の伝統修法「調べ加持」

この様なやり方は、昔から当山でも代々の住職により、日蓮宗の祈祷法を用いて盛んに行われてきました。

この方法は調べ加持(しらべかじ)、または法座(ほうざ)といい、本人の過去世からの罪をお詫びし、先祖の犯した罪のお詫びし、本人に頼る因縁を教化し楽にさせることによって見放された病気、あるいは種々の悩みを解決しています。

これを罪障消滅(ざいしょうしょうめつ)の行といい、現在も当山で行っています。

悪い原因があれば悪い結果、善い原因があれば善い結果になる、当然のことなのです。

 

魂を磨いていく

仏教の目的は、宇宙の真理を悟って仏に成ることです。

そのためには、生まれ変わり死に変わり、永い間かけて自分の魂を磨いていかなければなりません。

この世は魂の修行の場です。少しでも生きている間に善い原因を作り、来世で魂の格が上がるように努力しなければならないと思います。

先祖供養もその一つです。

それが生まれてきた意味なのではないでしょうか。善い原因を作ることでしか魂は磨けません。

 

 

平成03(1991年)年03月21日発行 第20号より

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